すぐに試したい!簡単な自家治療で毎日の体調を整える習慣をつくる

自分が自分のケアをするのは当たり前だったはずですよね。でも自分の身体のケアになるとどうにも面倒に感じてしまうのですが、私だけでしょうか?

疲れた身体を回復させるホルモンがあります。成長ホルモンと呼ばれています。このホルモンは夜間の就寝中に多く分泌され身体の傷ついた細胞を修復し、身体を回復させる働きがあります。

名前の通り、若い人に多く分泌され歳を取る毎に分泌量が減少します。一説によると14歳くらいでピークを迎え、25歳を過ぎると分泌量が明確に現象を始めるそうです。

歳を取ると疲れが残って、気持ちに身体がついてこないという感じにはこんな根拠があったのです。身体の加齢変化に対して根性論は通用しません。

なので、25歳を過ぎたら考え方と習慣を改めることで、さらに発達することが可能だというと信用してもらえないかもしれませんが、是非この記事を読んで試していただきたいと思うのです。

大切なのは翌日に疲れを残さないということですが、そのためには一日の活動量が自分の回復力を超えないことでしょう。つまり翌日に疲れが残っていたら、前日は活動しすぎたのだという認識を持つ必要があります。

そして、一日の活動量を最大にする工夫、と回復力を最大限にまで活性する生活習慣が役に立つことでしょう。この生活習慣は簡単な技術の習得を前提にしています。

疲れを取るために必要不可欠なものが休息、つまり睡眠です。ですからゆっくり寝てください。でアドバイスを終える専門家もいます。しかし、疲れが過ぎると眠れなくなっているはずです。

疲れを取るためにも眠りたいのに、眠れないほど疲れてしまっているというのは、考えるよりも深刻な事態です。このような経験をしている人は少なくないのではないでしょうか。

このような事態に対処できるようになるために、身につけたい東洋医学の技法があります。それは呼吸です。だれでも意識しなくてもしているはずの呼吸ですが、よく周囲の人を観察していると呼吸が止まっている人が少なくありませんよ。それはともかく…。

その呼吸を意識することで、いろいろな効果が出るようになってきます。ですから意識して行う呼吸を毎日の習慣にしましょう。

まず、ゆったりと大きく息を吐き出すことから意識します。そして息をたっぷりと吸い込んでお腹に溜めるようにします。これだけですが、これにこれから紹介する指鍼などを合わせて用います。

指鍼は指圧ではありません。指をツボに置いて前述した深い呼吸をするだけです。細くて硬い鍼を皮膚の下まで通すばかりが効果を呼び出す方法ではないのが東洋医学の奥深さでしょうか。

例えば、手の親指の付け根から手首の方へなぞって行くと、手首のシワの辺りに柔らかい部分があります。そこにもう一方の手の指を当てて、深い呼吸をします。3分程度試しましょう。

ここには身体の回復力を活性するのに役立つツボがあります。そこに指を置くことで、表面に通じている気が刺激を受け、内部から深い呼吸によって取り込まれた気がめぐりだすはずです。

コツは、置かれている指が温かい、とか冷たいとかをしっかりと感じれるように、意識を働かせる感覚です。一定の部位を感じようとする意識によって、気の流れが変化します。

さらにお灸は市販品のもので十分な効果が得られるはずです。指をおいた場所にお灸を貼り付けて、火を付けます。その箇所が暖かくなってきたら、すかさず外します。その後、指鍼に切り替えます。

これで3つの技術を紹介できました。これらの技術が基本で、さまざまな症状に応用することができますので、練習のつもりで何度か試してみてくださいね。